新宿にオアシスを見つけました。
まず、こんな素晴らしいタイトルと画像を載せておいてアレだけど、
正直、
新宿という街が好きじゃない。
新宿で働いていたりすると、毎日通る駅前の人混みの雑踏とかほんと嫌になると思うんですね。
人混みというのはとてもストレスが溜まり、人の気持ちを意地悪にする。
そのせいで、街も汚れる。
それは、人という同じ生き物が同じ環境に混み合うほどいるとこによって、同じ動物同士の競争心が生まれ、我が我がと競争から勝つための本能が強く働くものなので、仕方がないといえば仕方がないんだけど、でもだからと言ってずっとそんな気持ちになるのもなるべく避けたいじゃないですか。
そういう気持ちになりすぎると競争に勝つため、ずる賢くなり、腹黒いという言葉の通り、内蔵も黒くなるそうです。
群生相の渡りバッタの気質の荒さと身体の黒さも、競争する群れの環境にいることで発生することが証明されています。
横浜を愛する自分としては、
用事が終わったら、一刻も早く電車に乗って(座って)帰り、横浜に着いたら、みなとみらい方面へゆっくり歩いて、幸せに過ごしている恋人たちを見ながら楽しく家まで帰るのが1日の最後なわけですね。
でも、新宿に嫌悪フィルターをかけていた今までより、少し心を開いて歩いてみるとなんだかんだ素敵な場所があるんですよ。
今日はそれを紹介。
新宿中央公園
東京都庁のすぐ隣、高層ビルに囲まれた場所に広がるオアシス、新宿最大の公園。
1番の見所は上の写真にもある「ナイアガラの滝。
元々、新宿中央公園は、淀橋浄水場の跡地を利用して造成された公園のようです。
敷地の一部分は、「日本の写真工業発祥の地」にもなったコニカ(現在はコニカミノルタ)の前身である小西六写真工業の工場があったそう。(公園内 記念碑 参照)
ナイヤガラの滝の裏側には「白糸の滝」もあります。
写真ではあんまり流れていないですが、普段もっと流れてます。表のナイアガラとは違い、チョロチョロと流れる所をみると気づいたら目が離せなくなる自分がいます。
そして、見つけられなかったけど亀も泳いでいるみたい。(冬眠中かも)
その向こう側に見える、近代的な風景を感じる東京モード学園コクーンタワーを自然というフレームを通して眺めるのも結構良いです。
さらに、もう少し公園の中を入っていくとログハウス風のお店があり、コーヒー、アルコール、フードも楽しめます。
最後に
心を潤すことができない新宿という砂漠の中、こんなにも澄んでいる大きな公園に気付かなかったのは、自分の目が新宿に嫌悪のフィルターを掛けていたからだ。
嫌いなものは無理に好きになる必要もないけど、もし少しでも気が向いたら、それは何らかの合図だと思うから、素直に興味を働かせると、また新しいものに出会い、新しい自分を知ることができるかもしれないです。
さて、横浜に帰ろ。