キングコング西野亮廣さんの「魔法のコンパス 道なき道の歩き方」で自分の持っているコンパスの精度を上げる。
「魔法のコンパス道なき道の歩き方」を読んで。
自分の活動に自信が無い人や、これからどうしていけばいいのか分からない人には是非とも読んでもらいたい。
西野さんが経験してきたたくさんのアイディアが詰まりに詰まっていて、そのアイディアを知ることができたことによって、「じゃあもっと色々なことがこの世の中に隠れているかもしれない」っていう感覚になり、新しい物の見つけ方とそれに対しての自分のやるべきことを教わりました。まさにこの本が作者のコンパスそのもの。
とにかく今までの当たり前に存在していたものや出来事を鵜呑みにしたままにしない。
現在の常識は未来の非常識になる可能性があって、逆に現在の非常識が未来の常識になる可能性もある。
だからもっと自分の持っているコンパスの精度を上げなくてはいけないんだと思う。
「問い」を持つこと。
まず最初のほうに書かれているのが「問い」を持つことについて。
一つ一つ細かい部分に「問い」を持つことによって、新しい角度からの「問い」に対する「気付き」を得られるということ。
面白いものをさらに面白く表現するために、面白いモノの周りにあるものの工夫を凝らすことや、全く違う観点に目を向けて、物事をどんどん面白くしていくヒントが書かれています。
「問い」が大切なことを見つけるきっかけ。
「問い」に気付かずにのほほんとしていると何も生み出せないまま「人生とくになんもなかったな!」で一生を終えることになるんじゃないかと思った。
自然災害を、自然災害のままプラスに変えていく。
西野さんのすごいところは、発生した自然災害を自然の流れのままプラスの力に変えていくところのセンスが抜群だ。
災害を無理やり止めるようなことは絶対にしない。
本にも書いてある「ヨットのように生きる」という内容の通り、向かい風を使って帆の角度を変えながら前に進んでいくような、強い向かい風を使って風力発電を起こしてその電力で活動するような感じ。
今その災害に巻き込まれた自分を、どれだけ俯瞰して物事を考えていけるかが重要だと思う。
西野さんの本はとにかく読みやすい。
内容は本当に素晴らしい。さらにこの本の良さを引き出すとすると、今回の「魔法のコンパス」と前回ブログに書いた「革命のファンファーレ」の2冊を読んでみて思ったのが、とにかく読みやすい。
文章が極上にポップ。
漫画でも読んでいるんじゃないかくらいのノリですらすら言葉が脳みそに入るときは、映像に変換されている状態。
この体験は僕の数少ない読書歴の中で言わせてもらうと、伊坂幸太郎さんの「陽気なギャング」シリーズを読んでいる感覚と似ています。(個人的ですいません)
本当あっという間に濃い内容を頭に入れることができるので、読むだけでも損は無いと思います。