裏ワザやノウハウなんて探す前に。ピコ太郎のつくりかたを読んで。
僕は自分がやっている長い音楽活動の中で、どんどん大切なものを忘れかけていたんじゃないかと思わされる本を読んでしまった。
きっと僕だけじゃないはず。「PPAP」という動画が、芸人のふとした思いつきで簡単に作られたものだろうと思っていたのは。
「ピコ太郎」という存在が、しっかりと愛をもって育て上げられていたことが、この本に書いてあります。
ピコ太郎の作り方
良いモノは一瞬で拡散される
公開してからすぐに瞬く間に広がって世界規模になった、ピコ太郎の「PPAP」という動画を知らない人は、ほとんどいないだろう。
多方で色々な人がマネをする動画もいまだに増え続けている。
わかりやすくシンプルで、お茶の間にも届き、そして音楽家が聴いても楽しめるような音作り。古坂大魔王がピコ太郎でたくさんの人たちを魅了し、楽しませたのは、偶然ではなく必然的に時間をかけて研究を積み、良いモノを作り上げてきた結果だったんだ。
長い期間を経て、ピコ太郎が生まれたことと、つくる過程の中で、やってきたことやこだわったことなど、バズった理由など、わかりやすくシンプルに書かれています。
ノウハウとか裏ワザに期待するな
この本で古坂さんが最終的に伝えたいのは、愛をもってやっているかどうか。
どんなに最終的には愛があったからという結果になる。
バズらせるのが目的になってはいけない
僕が一番感じたのは、今 バズらせようとしているそれは何のためにバスらせるのか、その先にあるものが誰かのためになったり、本当に自分がやりたい事伝えたい事じゃないと意味が無い。
これからは、ピコ太郎ではなく、「ピコ太郎さん」と呼んだ方が良いだろう。
最後にYouTube貼っておきます。