感覚は鈍っていく
久しぶりにRadioheadを聴いてみた。
僕が高校生の時にジャケ買いをした「OKコンピューター」
僕が今まさにバンドを始めようとしてた当時の衝動が蘇ってきた。
「どんなバンドをやろうか」「どこを目指してやっていくか」
「どんな人が聴いてくれるだろう」「どこまで出来るか」
活動的には全くの白紙の状態だったし、何でもできると自負していたため、無限大の可能性を秘めた状態だったから、ワクワクが止まらなかったことはすごく覚えている。
どんなことでも言えることなんだけど、実際に活動をしていくうちに、活動がつまらなくなってしまうのは、実際に見えた現実の中で、誰かの批判で自分の力不足を感じてしまったり、考えがマイナスの方向に向いてしまった時。
そんな時に、それに対してどういう風に考えるかが重要なのは当然のことなんだけど。
僕は過去のことを振り返るのってあんまり好きじゃない。昔に未練があるように感じるし、今が1番楽しいはずだと信じたいから。
でも、今を意識しすぎて前ばっかり向いてると後ろにある根本的なことを忘れて目指した方向を見失ってしまう。
だから、途中で行き詰まった時には「あの頃は良かった」と思ってしまった頃の事を素直に思い出して、なぜ良かったのかを今に繋げていけばいいんだと思う。