みなとみらい.TOKYO

雑記中の雑記ブログ

何故、グループやコンビ名に「さん」付けするのか

テレビでよく、「ダウンタウンさん」とか「ウッチャンナンチャンさん」というふうにお笑いのグループ名やコンビ名に「さん」を付けて呼んでいるのを聞んだけど、あの呼び方ってどうなんでしょう?

人に「さん」を付けるのは当然だけど、コンビ名に「さん」付けて呼ばれているのを聞くとすごく違和感を感じる。

そうなってしまったら、コンビの一人一人を呼ぶ時も、例えば、ダウンタウンさんの松本さん、ダウンタウンさんの浜田さん、と言うようにさんが2回使われることになるでしょ。

ウッチャンナンチャンとなると、ウッチャンナンチャンさんの内村さんと、ウッチャンナンチャンさんの南原さんとなって、さんやらちゃんやらで訳の分からないことになるでしょう。。

音楽の世界では、グループ名に「さん」は付けないでしょ。
Mr.Childrenさんとかスピッツさんとかサザンオールスターズさんとか、呼ばれることはなかなかないと思う。なんか変だもんな。

会社名だってビジネスマナーとしても「さん」とか「様」は付けない。
「株式会社○○のご担当者様」と言う形と同じになるように「ダウンタウンの松本さん、浜田さん」でいいんじゃないの?

グループやコンビ名に「さん」を付けることで、必要以上の敬意や恩威が見えて、お笑いの世界の先輩後輩の強いタテ社会がテレビを見ている人にまで滲み出してしまっているような気がするんですよ。

たまに、ラジオとかでも「アニキ」とか言っている人いるでしょ。
アニキっていったい誰よ?って突っ込み入れたくなる。(わかるけど)

あとあれ、少しでも先輩だったら食事代をおごらなくてはいけないアレ。
どんなに売れていない先輩だとしても、目茶目茶売れている後輩にどんな状況でもおごらなくてはいけないアレ。

もうやめようよ。基本は割り勘でいいじゃない。
フラットな関係であったほうがいいじゃない。

話逸れそうなので、この辺にしときますが、
業界ごとにある常識の違いの中で、音楽人としてふと疑問に思ったことでした。