モノ作りや人生にまで幅広くためになるクリエイティブの教科書「広告コピーってこう書くんだ!読本」を読んで。
「広告コピーってこう書くんだ!読本」を読み終えました。
音楽を作って演奏する人間として、もっと自分たちの音楽がたくさんの人たちに伝わるとしたら何が必要だろうと思ったときに、この本と出合いました。
ものづくりの本質がここにある。
本書「広告コピーってこう書くんだ!読本」を読んだ人のレビューで、コピーライターとしての本質がしっかり書かれた本というような内容がありましたが、コピーライターを目指していない僕自身もすごく刺激を受けました。
どんな職業の人がこの本を読んでも、言い換えて考えられる内容がぎっしり入っていて、誰かにモノを提供することのための基本がしっかりと書かれた本だと思いました。
良い曲と悪い曲の違い。(良いモノと悪いモノの違い)
今までがむしゃらに自分の気持ちだけで作っていた楽曲のなかでも、良い曲とそうでない曲で評価が分かれてきました。
もちろん分かれるものだと思いますが、良い曲だと評価されたものは、大抵の人が良い曲だと言うばあい、何かしら共通する理由があるだろうと自然に考えると思います。
または良い曲とそうでなかった曲は何が違うのか。
メロディーなのか、歌詞なのか、なんなのか。
もちろん良い悪いが均等に分散する曲はあります。
でも、僕が興味を持っていたのは、誰かが「良い」と言われる楽曲を大抵の人も「良い」と言う理由に興味がありました。
なんとなく書いた曲でも良いと言ってもらえることが多々あるけど、そのなんとなくを追求しなくちゃこれからも良いと思える曲と出会えるチャンスは少なくなる。
どんな思いが詰まった内容でも表現の仕方で全くイメージが変わる。
どんな内容の思いが詰まった曲でもアプローチの仕方を変えれば、自分の思いが伝わるんじゃなないかなと感じられるようになりました。
音楽だけじゃなくて、他のモノだってそう。誰かがちゃんと受け入れてくれるようにモノを作るためにはどうすればいいのか。この本を読んでもかなりのヒントになりました。
- 自分の想いが詰まった作品が、人に分かってもらえるように作られているか。
- 人が潜在的になんとなく思っていることを自分の作品で引っ張り出してあげられるように作られているか。
この二つをもっと追及していきたいと思いました。
もし、同じことを思っている人がいたら、是非読んで見てください。