何これ何これ。有りそうで無かった激しいかつお洒落な音。ボサノバとメタルの融合。Huaskaをまだ聴いたことが無かったら聴いてみてほしい。
一番最初にHuaskaに出会ったのは、Twitterで彼らから自分のアカウントをフォローされ、フォローし返したらDMが来た。「曲を聴いて」というような内容のメッセージを受けて、聴いてみたのが始まり。
有りそうで無い。ボサノバとメタルを融合させたHuaskaのアルバム「Samba de Preto」を聴いてみよう。
Huaska
フアスカ(Huaska)は、2002年にブラジル・サンパウロで結成されたロックバンド。今までに3枚のフルアルバム、1枚のEPをリリース。 楽曲の中で彼らは、サンバやボサノヴァといったブラジルの伝統的な音楽へ、ロック・オルタナティブメタルの側面からアプローチする…という実験を行っている。また、パーカッション系の楽器を多用しているのも特長である。
ここまで音楽ジャンルが色々と分散されている中で、ボサノバとメタルを融合させるというアイディアを生み出した第一人者はHuaska。
ボサノバがなんだか呑気すぎて嫌いな人も、メタルがなんかちょっと怖いイメージがあって苦手な人も、一旦Huaskaの音楽を聴いてみてください。何ら違和感なくすんなり身体に入ってくる。上のアルバム「Samba de Preto」の1曲目「Ainda Não Acabou」だけでも両ジャンルのイメージがガラッと変わります。
「Samba de Preto」全曲を全曲聴くころには、ボサノバにもメタルにも片足を入れることになり、気づけば嫌いなジャンルに興味がわき、Huasuka以外の生粋なボサノバ、もしくは生粋なメタルアーティストの音楽を漁りだすことになるかもしれない。
両ジャンルの無い部分を補いあって、絶妙な雰囲気を出すことに成功した、Huaskaの狙い通りのアルバムになっていることは本人たちも感じていると思う。
久しぶりに聴いてみたけど、今でも新鮮な気持ちなれます。
そんなHuaskaのYouTubeを貼っておきます。