ジョニー・デップ、Yoshiki、hideもマブ。Marilyn Manson(マリリン・マンソン)を「怖い人」だけで終わらせないでほしい。
中学生の時に、この人の音楽を聞いた時、恐怖に満ち溢れたことを覚えている。ただ、色々知った上で聴いてみると、とても優しい人が出していた音楽だったということが分かる。そんなMarilyn Manson(マリリン・マンソン)を聴いてみよう。
マリリン・マンソン (英語: Marilyn Manson、本名:ブライアン・ヒュー・ワーナー(Brian Hugh Warner)、1969年1月5日 - )は、アメリカ合衆国のミュージシャン。ロックバンド「マリリン・マンソン」のリードヴォーカリスト。1990年頃に二年制大学でジャーナリズムと劇文学を専攻していた。その大学でバンドを結成することになる仲間らと出会い、バンド活動を始動。ジャーナリストの地位を目指して努力し、南フロリダの『ライフスタイル』や『25thパラレル』などの雑誌で音楽記事を書いて経験を積んだ。この頃にナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーなどと出会った。マリリン・マンソンの芸名は、マリリン・モンローとチャールズ・マンソンから取られている。– Wikipediaより
大人になってから聴く分には大した衝撃は無いかもしれないけど、中学生の頃、友達にすすめられて聴いた時には、とんでもない衝撃があった。
とにかく怖い印象でしかなかったマリリン・マンソンの音楽、マリリン・マンソンの存在を現在では、とても優しい人間が作った音楽なんだと思いながら聴いている。
例えば、嫌いだった食べ物を大人になってから久しぶりに口に入れると、「あ、意外とうまいわ」と感じるようになり、すんなり食べられるようになったあの感覚に近い。
または、なんか苦手だった人がある日、親切な対応をしてくれた時にギャップ萌えするあの感覚に近い。
または、、、嫌いなあの...(もういいか)
要するに、人はみかけによらない場合もあるということ。
曲、映像に残されたものだけで判断してはいけない
世界で最も過激で、ぶっ飛んだ演出をする印象があるけど、あれはあくまでも演出。
自殺をしてしまった自分のファンのために作った曲をささげたり、そのファンの母親を楽屋に招待して、抱きしめた事も有名。
家柄厳しかったことや、虐待、自分が抱えているコンプレックスなどの反動が内面の闇を生み出し、その想いを直球で伝えるマリリン・マンソンという存在が作られた。
つまり、とても素直な人。
さらに色々な想いをしながら生きてきたので、弱い人の気持ちを理解できる心も持っている。
俳優、映画監督、水彩などもこなす知的な人。
マリリン・マンソンは、もともと音楽ジャーナリスト。それからその仕事関係の仲間と結成した「マリリン・マンソン&ザ・スプーキー・キッズ」が、彼の音楽活動の始まり。
俳優や映画監督としても活動。2003年に日本でも公開されたマイケルムーア監督作品のドキュメンタリー映画「ボーリング・フォー・コロンバイン」に出演したことが印象に残っている。
ちなみに、ジョニー・デップやEMINEM、日本ではYoshiki、hideもお友達。
意外と曲は、キャッチ―。
何曲か聴いてみると分かってくると思うけど、激しい曲の中、叫びながら歌っているにしては、結構曲が覚えやすくて、いわゆる「キャッチ―」という言葉が当てはまる。
HoolyWoodと言うアルバムの「ザ・ファイト・ソング」
Antichrist Superstarというアルバム内の「Antichrist Superstar」
Mechanical Animalsの中の「Rock Is Dead」など。
他にもキャッチーで意外と聴きやすい音楽が各アルバムンに詰まっている。
下に貼りつけたベスト版のアルバムなんて、まさにポップチューンといえるばかり集まったものなので、こちらも聴いてみてほしい。いや、これを先に聴くのが入りやすいかもしれない。
こんなに激しくドロドロした感情の中、罵声を浴びせるような歌い方などをしていても、マリリン・マンソンは人に伝えるために、親切にロックを届ける優しさがあるってこと。
ベスト盤にも入ってる「mOBSCENE」なんてダンスチューンだし。
それにだ。
疑ってほしいのがベスト版を出しているってどういうことですか。
こんな身なりのアンチクライストスーパースターが親切にベスト盤なんて出しちゃうんだから、
もう優しい人決定です。