世界で1番ビートルズの近くで仕事をして、ビートルズに最も愛された、たった1人のファン。フリーダ・ケリー。
愛しのフリーダ
ビートルズに一番近いたった1人のファン
世界で最も成功したバンド「The Beatles(ザ・ビートルズ)」のファンから、憎いほどうらやましがられていた存在。
彼女の名前は、フリーダ・ケリー。
17歳から、11年間ビートルズの秘書を務め上げ、ビートルズに1番近いファンとして、君臨。
そんな彼女の過ごした青春が、
50年の期間を超えて、やっと知られることになった作品があります。
50年間、誰にも話さなかった夢のような出来事
フリーダは今まで、自分が見てきたビートルズでの出来事、ビートルズメンバーも知らないようなファンやマネージャーのブライアンとの出来事など、50年間ずっと話さないでいたようです。(しつこく聞かれるのが煩わしかったらしい)
2013年に公開された「愛しのフリーダ」という映画では、唯一、フリーダしか見ることのできなかったビートルズの視点、ビートルズオタクも知らないような出来事など、盛りだくさんの内容がギッシリ詰まっており、ビートルズファンなら誰しもが体を前のめりにして映像がら目が話せられない作品になっていると思います。
ビートルズ好きの僕としても大変嬉しい作品でございました。
こんな綺麗な女性が、裏でこんな大変な仕事をこなしていたなんて。
ビートルズの秘書ですよ?秘書。
ビートルズのメンバーの面倒を見たり、ファンクラブの運営をしたり、
本当に大変だったんじゃないかなーと思う。そして本当にあっという間な11年間だったんじゃないかなぁと思います。
すべてが始まったキャバーンクラブから
当時17歳だったフリーダが友達の紹介でよく出入りするようになった「キャバーンクラブ」。そこでビートルズと出会いました。
もともとレコード店を経営していたブライアン・エプスタインがビートルズのマネージャーになる前から始まりだしていた物語。
最初は小さかったビートルズの渦の中に彼女が何気なく巻き込まれ、気づいたらとんでもなく大きな渦になっていて、大変目まぐるしく、あっという間の青春を過ごし、そして最終的には最高の経験を手に入れることができた。そんな様子を気懐かしく回想し、瞳をキラキラさせながら彼女のリアルな言葉で伝えられるドキュメンタリー。
記事書いていると、どんどん話したくなってしまう。
なんだか、自分が経験したんじゃないかと錯覚してくるくらい濃い内容です。
ビートルズの背中を追いかけながら仕事してきた、フリーダの当時の景色を手に取るように感じることができると思います。
ビートルズが好きな人なら、誰しもが見たいと思うドキュメンタリーですが、
ビートルズが好きじゃなくても、バンドマンだったり、バンドのスタッフをやっている人にも結構楽しめる部分があると思いますので、ぜひ見てみてください。